「仕事しないと生活が成り立たないのに、保育園が見つからない…」
「育休がもう少しで終わるのに保育園に入れない…」
そんな悩みを抱えているママさんは多いのではないでしょうか。
いつまでも「認可保育園に入れない」という問題はなくなりません。
私も認可保育園に子どもたちを入れるまでには、すごく大変な思いをしてようやく入れました。
そこで、私が保活をして半年。
一発で認可保育園に子どもたちを通わせることができた方法をお教えします!
※必ずしも認可保育園に入れるという保証はありませんので、ご了承くださいませ。
目次
私が保活をし始めたワケ
私が保活をし始めたのは上の子が1歳6カ月、下の子が6カ月の時です。
きっかけは、下の子の出産で私の母の実家に家族みんなでお世話になっていました。
ですが、ワケあって家を出なければならなくなったためです。
私の兄弟も母親もフルタイムでの仕事をしています。
夫の家族は東北に住んでいるため誰のサポートも受けられず、働くには保育園に預けることが必須でした。
夫も転職したばかりでいきなり母の家を出ることになり、このままでは生活が苦しくなると思いました。
まだ幼い二人に申し訳ないな…と思いつつも、友達がたくさんできてそれはそれで楽しいのかな?私もリフレッシュできるのかな?と考え、
夫と話し合いをして保活を始めました。
認可保育園に入れるまでにやった事6つ
①役所にひたすら問い合わせ
最初から最後まで、役所に電話したり実際に出向いて通ってみたり…
常に相談していました。
何度も通ったり、電話したりすると役所の人に良い印象を与える…と知り合いに聞いたこともあり、
どんどん問い合わせをしていました。
保活初心者の私は、その時に保育園の情報が全くなく、手探り状態…
役所の書類をあさってみるも、「どういうこと?!」と頭を悩ませる日々でした。
そんなこんなで、もう直接聞くしかない!と思い少しでもわからないことは、
問い合わせ⇒メモ⇒問い合わせ…を繰り返し、自分なりにどうしたらいいかを考えていました。
②認可外保育園を探す
私の地域では、認可外保育などを利用していると1点の加点対象だと役所の人に聞きました。
それを聞いた私は、早く働き始められて認可保育園に入れる可能性も高まるなら…と探し始めました。
探し方や選び方は後日紹介しますが、認可外保育園もなかなか見つからず本当に大変でした…。
③フルタイムでの仕事
私はタイミングよく認可外保育園が見つかり、預けることができるようになったのでそこから仕事探しを本格的に始めました。
フルタイムでないとなかなか入れないと役所で聞き、パートとかではなく9時から17時までのフルタイムでの仕事のみ探しました。
④認可保育園の説明会に出る
私の地域での認可保育園の申請には説明会への出席がほとんど必須なところが多いです。
なので、家の近くから車で行ける距離のところ、職場の近くや新しく新設される新園までかたっぱしから説明会に出席しました。
開催日はたいていが土日など休日なので、子どもたちを連れて家族みんなで話を聞くというスタイルでした。
私の場合は夫が仕事の時もあったため、二人の子供を連れて行っても保育士さんが後ろで遊んでいてくれて、話に集中できる環境の保育園はとても助かりました。
まだ保育園の申請前ですが、「保育園に入ったらこんな風に遊ぶんだろうなぁ…」と少し垣間見えた瞬間で微笑ましかったです。
⑤認可保育園を決める
認可保育園の説明会に出て話を聞き、分からないこと・聞いておきたいことは直接園長先生に質問をして、ここに通わせたい!というところに決めます。
この保育園を決めるのも凄く大事です!
保育園ひとつひとつが経営方針や子育ての考え方、保育の仕方などに違いがあるので入園してから「なんか合わない」「やっぱり遠い」とすぐに転園できるものではないので慎重に決めることが必要です。
私が狙ったのは新しく新設する保育園です。
4月から入園だと0歳児が1歳児に繰り上げになることはわかっていました。
なので、0歳の下の子は問題がなくても、1歳児の上の子が厳しい…と思い、
新しくできる新設の保育園ならみんな0からスタートで入りやすく、保育園でも試行錯誤してくれるかも!と思いました。
これは、どれだけ認可保育園に入る方法を調べても一切出てこなかった私なりの情報です。
私は新園にしたから入れた!と凄く思います。
⑥早めに認可保育園の申請
ここにしよう!と認可保育園に目星がついたら、いよいよ申請です!
ほとんどの地域が第三候補まで記入し申請ができるはずです。
必ず第一希望に入園できるとは限らないので注意が必要です。
申請書類もだそうだそうと思っていると、いつの間にか申請時期が過ぎていた…なんて話も聞きますので、出す!と決めたら、すぐにだしてしまいましょう!
認可保育園に通わせるまでに痛感した厳しさ
どれだけ頑張って試行錯誤しても「認可保育園に必ず通えるようになるわけではない」という不安が常にありました。
毎日空いた時間で仕事探しと認可保育園について検索する日々が続き、うつのようになったこともあります。
こんなに子育てしにくい世の中なんだなぁ…と痛感しました。
そこで、保活の中で特にツラかったことを5つ紹介します。
①情報を役所に聞くことしかできない
私自身が産まれた町ではあったものの育ったところではありません。
そのため、同じ地域に保活した子持ちの友達がいるわけでもなく、保育園の情報は自治体によって異なるので情報がゼロでした。
役所でもらった書類に目を通しても、初心者の私にはよくわからない…
役所に聞くのも、電話切った後や帰宅した後で「あ!まだ聞きたいことあったのに!」と思い出し、また後日に聞くことになったり…。
まだ同じ地域に子持ちの友達がいればなぁ…と凄く思いました。
②認可外保育園の不安と費用の問題
認可保育園は国からサポートが受けられますが、認可外保育園になると園ごとの責任や決まりがあります。
また、認可外は園によって料金が異なります。
兄弟そろって預けると下の子半額などもありますが、それも園によります。
そのため、だいたい平均して1人10万前後です。
私がびっくりした園では2人で兄弟割があって15万!
さずがに最初から候補には入れませんでした…。
認可外保育園の情報を手に入れるには、片っ端から園に直接電話をして聞くしか方法はありません。
でも、認可保育園に入れないだけあって、どこの認可外も「いっぱいです」と断られ続けました。
以前、認可外保育園での虐待や不注意による子どもの事故が多発していて、連日ニュースにもなっていたときでした。
認可外保育園の空きが奇跡的にあり入ることになったとき、ほかの人からは「認可外って大丈夫なの?」とさんざん言われてきました。
それがまた私を苦しめていました。
結局、0歳と1歳二人で毎月約10万、車で自宅から40分の認可外保育園に決まりました。
認可外保育園に決まってから費用が高く貯金がなくなりかけたり、働いてる意味はあるのだろうか…と悩んだり、
子どもたちに寂しい思いをさせていないだろうか、ママが見ていれば…と毎日悩んで泣いていました。
ですが、いまとなってはあの認可外保育園がなかったら認可保育園には入れてないですし、
認可外から認可に変わったときの慣らし保育もほかの子よりスムーズに終わったので、いまでは凄く感謝しています。
③毎週のように認可保育園の説明会
平日はフルタイムでの仕事・家事・ワンオペ育児、唯一のお休みの土日は認可保育園での説明会が毎週のように予定で入っていました。
説明会で少なくとも半日は潰れていたので、ほとんどゆっくりする時間はありません。
夫が休日出勤のときは、年子二人を車に乗せておんぶにだっこで説明会を聞きに行ったこともあります。
④認可保育園にも園ごとの特徴がある
説明会を聞きに行っても、保育園の教育方針や施設の話がほとんどです。
詳しいところまでは直接質問しないといけません。
最初のほうに行った説明会では何が大事なのかがわからず、どうしていいかもわからない状況だったため何も質問ができず終わっていました。
次第にだんだんわかるようになっていき、聞き忘れたことは直接保育園に電話して聞き直したこともあります。
私が必ず聞いたことは、
- 肌が弱く塗り薬が手放せないので保育園でも塗ってもらえるか。
- 保育時間
- お昼寝用の布団はどうしているのか。
- 園ではどんな活動をしているのか。
- 一時保育はあるのか。
- 給食はどんなものがあるのか。おかわりは可能なのか。(我が家の姉妹は大食いなので…(笑))
- 車での登園は可能か。(駅から少し離れたかなりの坂をあがったところの家だったので。)
- 使用済みオムツは持ち帰りなのか、保育園破棄なのか。←これ重要でした!!
これらを質問して結果こんな園に決めました!
- 肌が弱く塗り薬が手放せないので保育園でも塗ってもらえるか。→〇
- 保育時間→7:30~19:00
- お昼寝用の布団はどうしているのか。→敷カバーと掛けタオルのみ月曜日に持参。金曜日に持ち帰り
- 園ではどんな活動をしているのか。→毎月の誕生日会、運動会、夏祭り、3月に生活発表会、ほかの日は自然に触れあい、子どもの感性を大事に外でのびのびと自宅ではなかなかできないことをやる
- 一時保育はあるのか。→×(あるといいなぁと思い保育園に打診してます)
- 給食はどんなものがあるのか。おかわりは可能なのか。→〇
- 車での登園は可能か。→〇
- 使用済みオムツは持ち帰りなのか、保育園破棄なのか。→保育園での破棄
⑤フルタイムでの仕事と育児の両立の大変さ
産後久しぶりな仕事がいきなりフルタイムで、疲れていても関係ない二人の年子姉妹の育児と家事…
予想以上に体は悲鳴をあげていました。
時間にも体力にも余裕がなく、今まで通り子どもたちに優しく接してあげることができず、自己嫌悪に陥ったこともたくさんあります。
それでも保活は続くので、認可保育園に入れるまでは!と思い、
休みの日は説明会や保育園情報をまとめてなるべく子どもたちと遊び、平日は慣れない仕事と家事育児にがむしゃらになっていました。
さいごに
保活は予想以上に本当にツラかったです。
なんでこんなにツラいんだろう…なんのために働くんだろう…
なんでこんなに生きづらいんだろう…と悩む日々でした。
認可外保育園で半年お世話になり、保活して半年で無事に年子姉妹が同時に新園の認可保育園に受かり、4月から登園することができました。
そのときは本当に泣きそうになり、ここまで頑張ってよかった…と凄く思いました。
保活で悩んでいるママさんは減らないと思います。
ですが、同じ子育てをするママとして、この記事が同じ悩みを抱えている方の参考になればいいなと思います。