離乳食が始まってから私が直面したのが、全然離乳食を食べてくれない!
栄養のことや将来のことがとても心配でずっと悩んで、住んでいる地域の保健士さんに相談をしたり、検診のたびに病院の先生に相談したり…
子どもたちが寝た後で必死にネット検索をしてみたり…
赤ちゃんのことを常に考えて24時間一緒にいるママは栄養は大丈夫なのか?
このままでいいのか?などとても悩みますよね。
そんなママのために私の経験から得た離乳食を食べてくれない原因ややったことをご紹介します!
目次
離乳食はいつからどうやって始めるの?
離乳食はだいたいの赤ちゃんが、生後6カ月頃から始めることが多いです。
そして、一番初めは10倍粥を与える家庭が多いかと思います。
ペースト上のご飯をごっくんするのに慣れてきたら、舌でつぶせる硬さにしてもぐもぐと食べる練習、最後は噛む練習に切り替えていきます。
赤ちゃんが離乳食を食べてくれないのはなぜ?
よし!離乳食を始めよう!と思ってあげた時に「あれ?食べてくれない…」と悩んだことはありませんか?
赤ちゃんがなぜ離乳食を食べてくれないのか原因をご紹介します!
原因①お腹が空いていない
そもそも赤ちゃんのお腹が空いていない。
授乳やミルクのあとに離乳食をあげようとしても食べてくれません。
大人だってお腹いっぱいの時に目の前にご飯を出されても食べる気にはなれませんよね?
赤ちゃんだって一緒なんです!
原因②食感、味、匂いが苦手
赤ちゃんが離乳食の食材の食感、味、匂いが苦手な場合は食べてくれないか、口に入れても吐き出してしまいます。
赤ちゃんは何もかもが初めてな体験になります。
食べた時の食感だって味だって匂いだってすべてが初めて。
ミルクだって母乳だって初めての経験をして飲んでいますし、誰だって初めてのものには抵抗があるはずです。
赤ちゃんもそうなんです。
原因③体調がよくない
赤ちゃん自身の体調が良くないときも食べてくれません。
お腹が痛いときやのどが痛いとき、お熱があるときは大人でも食べる気にはなれませんよね?
急に離乳食を食べなくなったりしたら、赤ちゃんが体調悪い…というサインかもしれません!
原因④食べることに興味がない
赤ちゃんがそもそも食べることに興味がない場合は、離乳食をあげても食べてくれません。
パパとママがご飯の時においしそうに食べる姿を一緒に見せてあげたりすると少しずつ食べることに興味が出てくる子もいますが、何をしても全く食べることに興味がない子もいます。
我が家の次女が何をしても全く食べることに興味がない子でした…
赤ちゃんが離乳食を食べてくれないときに実際にやったこと6つ!
食べることに全く興味がない次女のときに実際に試したことをお教えします!
①手作り→ベビーフード、ベビーフード→手作り
手作りで離乳食を作っているママは市販のベビーフードに変えてみる、
市販のベビーフードをあげているママは手作りで離乳食作ってみてください!
いつもと違うものをあげることによってまた少し違った味わいや食感や味になりますし、「手作りで頑張ったのに食べてくれない…」とママがストレスを抱えることもなくなります。
ママの手作りの味になれば赤ちゃんも食べてくれるかもしれませんよ!
いつもと違う味やにおいに反応して食べてくれる可能性があります♪
②コーンやサツマイモなどの甘めな食材
10倍粥を食べてくれない子には、コーンやサツマイモなどの甘めな食材のものを上げてみてください。
我が家の長女は10倍粥は全く食べませんでしたが、最初に全部食べてくれたのがコーンのペーストでした!
③フルーツ系
フルーツ系も赤ちゃんには食べやすくなっています!
少し甘さもあり、匂いもいい匂いなので赤ちゃんでも食べやすいみたいです☆
ただし、粒や繊維が残っていると赤ちゃんがのどに詰まらせたりして危険なので、必ずペースト状のものを選んでください!
④薄めた飲み物
赤ちゃん用の麦茶なども最初はかなり薄めて、しっかりと消毒した哺乳瓶などにいれて飲ませます。
最初はミルクや母乳以外の飲み物にびっくりして吐き出してしまうこともありますが、徐々に慣れていってくれますよ♪
⑤みんなで食卓を囲む
みんながご飯のときに赤ちゃんも食べている姿が見えるように一緒に座らせてあげます。
おいしそうに食べている姿を見せることで、「おいしいのかな…」と食べることに興味を持ってくれるようになる子もいます♪
食べている姿をじーっと見てきたり、よだれを垂らしていたらそのまま一緒に離乳食をあげてみてくださいね♪
⑥外出先でもあげてみる
外食の時の雰囲気は、お家でご飯の時とは違います!
大人も外で食べるご飯はとても美味しく感じますよね♪
ご飯を考えなくていい、作らなくていい環境はママにとっても気持ちの余裕がうまれます。
赤ちゃんに接する時間も増えるので、ストレスなく楽しんで食べてくれるかもしれませんよ☆
離乳食は食べることのリハビリ!
赤ちゃんが離乳食を食べてくれないと赤ちゃんの栄養やこれからのことが心配になってしまい、
無理にでも食べてもらおうとしてしまいがちですが、無理に食べさせることは絶対にやめてください!
無理に食べさせるとのどを詰まらせてしまい窒息してしまったり、食べることを余計に嫌いになってしまう可能性があります。
赤ちゃんの時の離乳食は”食べることのリハビリ”なんです。
栄養は、母乳やミルクをしっかりと飲んでいれば問題ありません。
赤ちゃんがご飯をたくさん食べるようになるには、まず始めに”楽しんで食べるということを学んでいく”ことなんです。
栄養は気にせず、赤ちゃん一人一人のペースに合わせて無理なく進めていきましょう♪
パパとママの気持ちに余裕が大事!
我が家ではすんなりとたくさん食べてくれる長女の後に、何をしても全く食べなかった次女のギャップで私も夫もとても悩み、
次第にはご飯の時に離乳食を食べてくれない!とイライラしてしまっていました…。
離乳食のことで軽い喧嘩をするようになってしまったこともあり、自分から食べたくなるまでゆっくり待とう。と決めました。
そのあといきなり食べるようになったので、パパとママが追い込まれないように適度に気持ちに余裕がないと赤ちゃんにも伝わってしまうんだな…と感じました。
特に手作りしたご飯を食べてくれないとせっかく作ったのに…とかなりのストレスになってしまいます。
なので無理にあげようとはせず「いつかは食べるでしょ♪」「手作りじゃなくてもいいや!」というくらいの気持ちに余裕をもって、と赤ちゃんに接するようにしてくださいね♪
さいごに
しっかり者のママやパパほど、離乳食を食べてくれないときにかなりのストレスを感じてしまいます。
そんなときこそ「赤ちゃんの離乳食は食べることのリハビリだし、食べなくてもミルクや母乳がある!」と心に余裕を思って接してあげてくださいね♪
私が病院の先生に相談をして、言われた一言ですべて吹っ切れました!
それからはイライラすることもなく、1歳と同時に離乳食をすっ飛ばしていきなり普通食を上手に食べ始めて、2歳の今は食べるモンスターのように大人よりもたくさん食べる子になりました…(笑)
体重も身長も平均以上ですし、そこまで離乳食にこだわらなくてもよかったな…と今では思います!
病院の先生に言われた一言…
「大人になってもミルクしか飲まないとか全くご飯食べない人はいないからさ」
当時は離乳食を食べてくれない!とそればかりを凄く悩んで切羽詰まってストレスでしたが、この一言を言われただけで「あ~確かに。」と思い心がスッとしました。
当たり前なことなんですが、全く離乳食を食べてくれないときはそんなことすら考えられていなかったので、先生から言われてからは本当に楽になりました☆